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モダン和紙雑貨の世界

Lifestyle    • 2018年05月18日

Text: Senda Mayu

和紙といえば、障子やふすま、照明などのイメージが強いけれど、今、和紙を使ったさまざまな製品が生み出されている。伝統的なイメージだけでなく、現代の生活に寄り添った、可愛くておしゃれで使いやすいものがたくさん。これからも和紙の文化を残していくための、和紙産地の取り組みでもある。日本に行ったら、ぜひおみやげにいかが?

これが紙?と驚く、和紙メーカー生まれの日常品/ONAO

手漉き和紙の産地である、市川大門にある和紙メーカー「大直(Onao)」が、工業デザイナーの深澤直人氏とともに作った「紙和」シリーズ。大直が自社開発した、和紙漉きの方法で作られる「ナオロン」という破れにくい障子紙を使用。紙のように軽いのに重いものも入れられて、濡れたものを入れても破れない。紙とは思えない使い勝手のよさと、徐々に風合いが増すクシャクシャとした質感は、使うほどに愛着がわいてくる。

和紙メーカー生まれの日常品

ランチバッグ/2.600yen(税別)

毎日持ち歩いても疲れない、60gという軽さ。お弁当を入れたり、ちょっとしたお出かけにも。

スリッパ/(S)(L)各4.700yen(税別)

紙のやさしい履き心地。うっかり濡れてしまっても大丈夫なのが嬉しい。

ボックス/(M)3.000yen, (L)3.800yen(各税別)

ダストボックスにも収納ボックスにも。上部を折ることができるので、高さ調節もできて便利。

Website: siwa.jp/en (英語)

手元にひとつ置きたい、和心あふれる手しごと/KEIJUSHA

越中和紙のひとつ「八尾和紙」。富山県にある桂樹舎(Keijusha)は、その伝統を引き継ぐ唯一の製造元。手漉き和紙の製造を行うかたわら、その丈夫さを生かしてさまざまな加工品を生み出している。伝統的でありながらモダンな魅力あふれるデザインの染色は全て、型染めという、着物や帯を染めるときと同じ技法を用いる。手間をかけて作り出された鮮やかな製品の数々は、職人たちの伝統技術の賜物である。

ハガキ箱

ハガキ箱/各2.000yen(税別)

ハガキが入るサイズの愛らしい小箱。ひとつあるだけで、机の上が華やかになる。

和紙クッション

和紙クッション/各6.000yen(税別)

注文を受けてからひとつずつ作る、多彩な柄が愛らしいクッション。和紙の裏に布が貼られているため、とっても丈夫。

Website: keijusha.com (日本語)

GOKAYAMA FIVE

こちらの五箇山和紙(GokayamaWashi)も、越中和紙のひとつ。五箇山和紙の里と、デザインユニット「minna」によって生み出された、和紙の概念を覆すブランド「FIVE」。「FIVE」とは五箇山の「五」、職人の手の五本の指が由来となっている。和紙ならではの優しい手触りでありながら、ビビッドなカラーで染め上げている新鮮な印象が楽しい。

ポチ袋と金封
(上)ポチ袋/2枚入り各380yen、(下)金封/2枚入り各680yen(各税抜)
あえて紙の表裏が見えるようになっている、絶妙なツートーンがオシャレ。
ブックカバーとカードケース
(左)ブックカバー/各1.500yen、(右)カードケース/各1.300yen(各税抜)
シンプルなデザインながら、存在感抜群の蛍光カラーに思わずひとめぼれ。

Website: five-gokayama.jp (日本語)

SENDA MAYU/ kilala.vn
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