マインクラフトでベトナムの知名度アップ
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クリエイティブゲーム「マインクラフト(Minecraft)」に熱中するベトナムの若者グループPomchuboiStudiが、観光地として有名なホイアンの街並みを再現し注目を集めた。
このゲームは日本で通称マイクラと呼ばれ、世界中で爆発的なヒットを記録している。日本でも小中学生を中心に絶大な人気を誇っている。
3Dブロックで構成された仮想空間の中に草原や湿地、砂漠、雪原など多様な地形が広がり、プレーヤーはその中で、木や岩、鉄や金など、さまざまな種類のブロックを集めて道具や建物を作ったり、知らない場所に冒険に行ったりして楽しむ。
このグループを有名にした「ホイアン」についてメインプレーヤーであるマイ・ズイ・タン氏(Mai Duy Tan)はこう語る。
「マインクラフトでの建設を開始するために、手分けしてホイアンの最も印象的な場所に関する写真やビデオの資料をインターネットで探しました。そして、お互いにアイデアを出し合い、再現したい場所を頭の中でイメージし、アイデアがまとまると組み立てを始めました。資料探しの時間を除けば、このプロジェクトは2日で完成しました。1日目は、基礎を作り、家の大まかな骨組みを作りました。2日目には、照明や電気、木、壁にディテールを加えていきました。しかし、完成してみると、見栄えはいいのですが、最終的にはひとつのコーナーを作ったに過ぎず、時間と人手があれば、ぜひ旧市街全体を再現してみたい」
現在はホーチミン市を完全に再現する「ミニサイゴン」に取り組んでいるが完成度は40%にとどまっている。少人数で進め、また勉強時間との兼ね合いもあるので、ここ数カ月は作業が遅れている。今後、グループのメンバーが増えて完成が早まってほしいという。
また、私たちはベトナムの景勝地や歴史的作品を再現し、熱狂的な支持を得られることを誇りに思っています。近い将来、マインクラフトというゲームを通じて、ベトナムのイメージが国際的に有名になることを期待していますとタン氏は話す。
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