青い空と海を満喫!鹿児島の島旅
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Text: Senda Mayu/ Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau
鹿児島に来たら、本島からちょっと足を伸ばして、“島旅”はいかが?じつは鹿児島県にある島の数は、無人島も含めるとなんと605。世界遺産・屋久島をはじめ、コバルトブルーの海に囲まれた島、火山がそびえ立つ島、宇宙とかかわりが深い島など、わくわくさせてくれるところばかり。どの島も、鹿児島から飛行機やフェリーで渡航可能。本島とはまた違った空気の中で、思いっきりリフレッシュしよう!
与論島-幸せになれる島
沖縄からわずか23km北東の位置に浮かぶ島。透き通った海と白く眩しい砂浜が創り出す絶景は、「東洋の真珠」とも称されるほど。中でも「幻の浜」と呼ばれているのが、4〜10月の大潮の干潮時にだけ姿を現す「百合ヶ浜」。ここで年齢の数だけ星の形の砂を拾うと、幸せになれるのだとか。また、干潮時にだけ現れる「タイムトンネル」と呼ばれる岩のトンネルをくぐるのも、幸せになれるそう。
(Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau)
奄美大島 - 海も山も満喫する
与論島を含む8つの島からなる「奄美群島」の中で最も大きな島。見渡す限りの美しい海はもちろん、島中央部の山々には、太古のジャングルのような亜熱帯植物の原生林が広がり、珍しい動植物に出会えるチャンスもたくさん。有名な郷土料理は、鶏の飯と書く「鶏飯」。ごはんに鶏肉やたまご、しいたけなどの具材をのせて鶏スープをかけて食べる料理で、さらさらっと一気にたいらげてしまうおいしさ♪
(Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau)
桜島 - 鹿児島のシンボル
「火の島」という異名をもつ桜島は、約26.000年前に誕生したとされる火山の島。今でも小規模な噴火を繰り返しており、もうもうと噴煙をあげる姿は、地球の力強い胎動を感じさせてくれる。世界一大きな大根・桜島大根や、世界一小さいみかん・桜島小みかんなど、火山灰の土壌で育てた農作物のおいしさはお墨付き。溶岩を加工した器やアクセサリーなど、ちょっと変わったおみやげもゲットできる。
(Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau)
種子島 - 宇宙の世界へようこそ
16世紀、キリスト教と鉄砲が日本で初めて伝来した歴史的な地であるいっぽう、JAXAの種子島宇宙センターなどの宇宙関連施設があり、日本の宇宙開発を担う場所でもある。ロケットの発射台が、青い海を臨む岬の先端に設置されており、“世界一美しいロケット台”ともいわれている。施設の見学ツアーを行うほか、宇宙科学技術館では、宇宙の魅力と最先端の科学技術にどっぷり浸かることができる。
(Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau)
ほかにもこんな島があります!
喜界島
かつての王朝や戦争の遺跡など、歴史的な跡地も多く残る。サトウキビ畑の間をまっすぐ走る一本道の景色は絶景。
(Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau)
徳之島
日本国内でも珍しい闘牛大会が行われており、闘牛場が島内に点在。大会がある日は島に住む人々も大盛り上がり!
(Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau)
硫黄島
3つの島からなる三島村の島のひとつ。海沿い数カ所の温泉があり、知る人ぞ知る秘湯として人気。
(Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau)
SENDA MAYU/kilala.vn
アクセス案内
飛行機で
東京から約2時間
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新幹線で
新大阪から最速3時間44分
博多(福岡)から最速1時間17分