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鹿児島の太古の自然に飛び込もう

Travel    • 2017年08月16日

Text: Senda Mayu/ Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau

そこは、日本の南部にある九州地方の、いちばん南。日本に豊かな自然がみられる場所は数多くあれど、鹿児島ほど、自然の“力強さ”を感じられる場所はないかもしれない。

今も噴火を続ける火山、樹齢3.000年を超える杉の大木、遥か昔の時代から時がとまってしまったかのような原生林、神秘的に青い海と白い砂浜…。そこにあるのは、文字通り「非日常」。自然のたくましい生命力や美しさが、これでもかというほど眼前に迫ってくる。そして、そんな大自然とともに暮らしてきた鹿児島の人々は、海のようにおだやかで、山のようにあったかい。暖かな気候のせいか、時間がゆるやかに流れているような気がしてくる。

鹿児島に降り立ったら、自然のパワーをフルチャージして、鹿児島名物のおいしいものをたらふく食べて、人のあたたかさにふれて。心と体が、みるみるうちに満たされてゆく心地がする。日本には、まだまだ行くべき場所がある。さぁ、鹿児島に「おじゃったもんせ(ようこそ)」。

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yakushima, kagoshima

(Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau)

屋久島

島の90%以上が森林という、まさに自然の宝庫。1993年には、兵庫県の姫路城などとともに、日本で初めての世界遺産に登録された。この島には、人間の我々には想像だにしない、1.000年を超える年月を生きてきた「屋久杉」と呼ばれる杉たちがいる。中でも樹齢3.000年以上といわれる「縄文杉」は、高さ30m、幹の周囲16mという圧巻の大きさ。この杉に会うためには、往復10時間以上の登山を乗り越えなくてはいけないけれど、神秘的な自然の中をひたすら歩き、その神々しい姿に出逢えたときの感動は、一生の記憶に残るはず。

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現在確認されている屋久杉の中でも最大とされる、縄文杉。正確な樹齢は諸説あり、はっきりとはしていない。 (Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau)

yakushima, kagoshima

約400年前に伐採されたといわれている、最古とされる切り株。中の空洞から空を見上げると、ハートの形にみえてちょっとカワイイ (Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau)

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屋久島北部を流れる渓谷・白谷雲水峡。苔がむし、清らかな水が流れる幻想的な世界が広がる (Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau)

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屋久島には多くの猿と鹿が生息しており、「ヤクザル」「ヤクシカ」と呼ばれている (Photo: Kagoshima Prefecture, Kagoshima Prefectural Visitors Bureau)

SENDA MAYU/kilala.vn

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