クックフォンがアジア有数の国立公園に選出
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ハノイ近郊のトレッキング地として人気のあるクックフォン(Cuc Phuong)は、2021年のワールドトラベルアワードでアジアを代表する国立公園に選ばれた。
ネパールのチトワン国立公園、マレーシアのキナバル国立公園とタマンネガラ国立公園、インドネシアのコモド国立公園、スリランカのミネリヤ国立公園などの競合を退け栄誉を勝ち取った。
ベトナム初の国立公園であるクックフォンは、ニンビン省(Ninh Binh)、ホアビン省(Hoa Binh)、タインホア省(Thanh Hoa)にまたがるタムディエップ山脈(Tam Diep)にある。
広さは22,408ヘクタールで、主に熱帯雨林に覆われている。
約2,000種の昆虫類、117種の哺乳類、300種の鳥類、110種の爬虫類と両生類、65種の魚の生息地となっている。ラングール、ヒョウ、マレーグマなど、珍しい貴重な動物も生息している。
また、ソンクン洞窟、フォマザン洞窟などの考古学的価値の高い美しい洞窟がある。
観光客の人気のアクティビティはトレッキングやキャンプである。夜は野生生物観察ツアーを開催している。
さらに4月末から5月末の蝶の季節は、何百万もの蝶が群れをなし飛び交い、観光客を惹きつけている。
ワールドトラベルアワードは1993年に設立され、「世界観光のオスカー」と見なされており、世界および地域の主要な旅行、観光、ホテルのブランドを選出している。これは旅行業界の専門家や一般の人々の投票によって選ばれる。
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