ホーチミン市1区Nguyen Trai通り5とLe Lai通り6Bに、株式会社スワン(ヤマトホールディングスの特例子会社)と365 Trading Logistics Joint Stock Companyとのフランチャイズ方式により「スワンカフェ&ベーカリー」が2019年1月7日にオープンしました。「障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会」を実現させるために、売上の一部は社会的弱者の支援活動に寄付されます。
小倉昌男氏が、ヤマト福祉財団、ヤマトホールディングス株式会社とともに設立し、1998年6月、銀座にて第1号店を開店した「スワンベーカリー」。現在、合計27店が日本全国に展開しています。そしてベトナムホーチミン市1区Ben Thanh坊に海外初のフランチャイズ店となる「スワンカフェ&ベーカリー」がオープンしました。2019年1月時点にで、ベトナムの「スワンベーカリー」は2店舗(Nguyen Trai店とLe Lai店)となり、これまでに350人もの障がい者の自立と社会参加を実現しています。
ヤマトホールディングス社の代表者、365 社の代表者、そして駐日平和大使のグエン・ドゥックさん(左から3番目)がご出席されたオープニングセレモニー。
ベトナムは急速な経済発展を挙げている一方、貧困層や孤児、障がい者などの社会的弱者がまだ十分なサポートを受けられていないのが現状です。こうした社会的課題に対し、365 社はベトナム料理レストラン「Ot Do」(ホーチミン市Tan Binh区Nguyen Quang Bich通り13)にて毎週日曜日に近所の貧しい人々に昼食を提供しています。また、障がいのある子どもたちへ奨学金を給付し、ベトナムの子どもの日にプレゼントを贈るなど、すべての人が健康で文化的な生活をおくるための支援活動をしてきました。
その一環として今回、365 社は障がい者や貧困層など教育や就職の機会に恵まれない人を雇用する「スワンカフェ&ベーカリー」をオープンしました。店員の中には、障がい者が2人いるそうです。
売上の一部は社会的弱者の支援活動に寄付されます。
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