日本人街と呼ばれるレタントン(Le Thanh Ton)通りとは別に、3年ほど前から、ホーチミン市ビンタン区のファンビッチャン(Pham Viet Chanh)通りも第2の日本人街になりつつあり、日本風のレストランがたくさん並んでいます。
この街は、中心部の1区から3キロほど離れたところにあります。半径1.2キロ圏内にはレストランや食堂、各サービスの店舗の約14店が軒を連ねています。初めて訪れる際には、日本語の看板と提灯にいろどられた和風レストランとベトナム料理店が交互に並んでいるのにビックリするかもしれません。
暖簾がかかり、木造家屋で温かい快適な空間を作り出す和風レストラン。
日本料理はもちろん、ベトナム料理、中国料理、西洋料理もここで味わえます。
ベトナムでも有名なたこ焼きを売っている西洋料理店を訪れると、店長が料理する様子を眺めながら、焼きたてのたこ焼きを堪能できます。店長の話によると、ほとんどのお客様はベトナム人と日本人だそうです。
40種類の寿司を売る小さな寿司屋を訪れたところ、一個が5,000ドン(約25円)から10,000ドン(約50円)までの手頃な値段であることにビックリさせられました。
日本人コミュニティーの生活を支えるため、日本のスーパーやクリーニング店、レンタルハウスレンタルルームなど、いろいろなサービスが提供されています。1区ほど家賃が高くくありません。地元の人も、静かで清潔に暮らし、規則正しくする日本人が好ましく、よく部屋を貸したがるようです。
日本料理が好きな人には、1区の中心部、2区の「Oishi Town」のほか、もう一つ選択肢となる場所がビンタン区のファンビッチャン通り。賑やかなサイゴンの中でも、しっとりと静かな空間で日本を感じられるはずです。
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