隔離中、脳に重傷を負った日本人の赤ちゃん退院
Health
ベトナム入国後の隔離期間中、隔離施設のソファから転落し脳に重傷を負った生後9か月の赤ちゃんが3回の手術を経て退院した。
この赤ちゃんはソファから転落し硬い床に後頭部を打ち付け、15分後に意識を失った。すぐにハノイのE病院へ運ばれ、外傷性脳損傷で右大脳半球に硬膜下血腫があると診断された。その病院で血腫を取り除く緊急手術を行った後にベトナム国立小児病院に移され、さらに治療が続けられた。
同病院のダン・アン・ズオン医師によると、到着時は昏睡状態であったが脳浮腫の治療を続け、呼吸補助を行い、状態が安定した後に髄膜を治療する2回目の手術を行った。さらに3週間後には頭蓋骨を修復する3回目の手術が行われた。その後、赤ちゃんの状態は安定し食事や通常の活動ができるまでに回復し退院することができた。
また、ブイ・タイン・フオン医師は、新型コロナウイルス感染予防を厳守しながらの治療は非常に困難だった。さらに赤ちゃんの両親は隔離施設に留まらなくてはならなかったため、保健師が赤ちゃんの世話と入院に関するすべての書類作成を担当したことを語った。
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