高齢者の医療を向上させるアプリ
Health
高齢者やその介護者、家族に無料でヘルスケア情報やサービスを提供する世界初のモバイルアプリ「S-Health」が発表された。
日本政府の財政支援により国連人口基金(UNFPA)は、保健省と協力して信頼性が高く使いやすいものを開発した。
このアプリは、高齢者によく見られる病気に関する情報、高齢者に適した栄養を維持するための知識、高齢者の世話をする方法などを、誰もが簡単に見つけることができる。また、毎日の健康指標をモニターすることができ、薬の服用や健康診断のための個人的なスケジュールを管理することもできる。
アプリを通して家族がお互いにつながり、健康情報を共有し、離れた場所から健康状態を管理し見守ることも可能だ。アプリ内にはSOSボタンがあり、緊急時に高齢者のGPS位置情報を家族に自動的に送信する機能もある。
また、ファミリードクターと老人ホームを結びつけ、より良いケアを提供する。
ベトナムは、世界で最も急速に高齢化が進んでいる国の一つです。2036年にはベトナムは「高齢国」となり、60歳以上の高齢者の数は総人口のほぼ5分の1にあたる2,130万人に達すると予測されている。高齢化もデジタル化も、誰もが直面し解決すべき課題となっている。
政府は2015年から10月を「ベトナムの高齢者のための行動月間」としている。
毎年異なるテーマで、高齢者をケアするための資源を集め、文化的・芸術的なスポーツ活動を行い、高齢者の物質的・精神的な生活の向上に貢献している。
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。