チョーライ病院が国際病院連盟の賞を受賞

スペインのバルセロナで開催された第44回世界病院会議（WHC）で、国際病院連盟（IHF/ International Hospital Federation）アワード2021が発表された。

ホーチミン市のチョーライ病院（Cho Ray Hospital）は、病院や医療サービス提供者を率いる際の強力なリーダーシップとマネジメントにおける優秀性や優れた業績に与えられる「Excellence Award for Leadership and Management of American College of Healthcare Executives」と質と患者の安全性の促進における優秀性や優れた業績を表彰する「Austco Excellence Award for Quality and Patient Safety」の2部門を受賞した。

賞の委員会は、各国・地域から寄せられた250件の応募から、6つのカテゴリーの受賞者を選出した。受賞者は、独創性と革新性、意図されたインパクト、適応性と拡張性、科学的厳密性、明瞭性などの基準に基づいて選らばれている。
この表彰式は2015年に始まり、病院や医療機関を称える最高の賞プログラムとして世界的に認められている。

国際病院連盟は、1929年に設立された国際的な非営利団体であり本部はスイスにある。これは、世界最大かつ最も権威のある病院の国際組織であり、世界中の病院間のつながりをサポート、形成することを使命とする。

さらに、同連盟は知識と経験を共有する場所でもあり、病院や医療施設が健康診断と治療サービスの質、治療効率を向上させるのに一役買っている。
チョーライ病院は2021年8月5日に正式に加盟し、ベトナムで認められた最初で唯一の病院でもある。