サイクリングをハマる若者
Lifestyle
若者の間では、運動のために自転車で走り回ることが流行しているが、自転車の需要が間に合っていない。
ホーチミン市のレンタサイクル店やクラブでは、新たな自転車ブームに対応するため、自転車の輸入に追われている。
自転車クラブで出会ったミー・ハンさん(My Hanh)とホン・タムさん(Hong Tham)は、2週間前から待っていたスポーツバイクをようやく借りることができた。
彼女たちは今、新型コロナ以前には食べたり飲んだりしていた時間を自転車に費やしている。
ハンさんとタムさんが通う自転車クラブのオーナーはこれほど多くの人が自転車に乗るようになったことに驚いているという。「毎週末、平均して70人ほどのお客さんが自転車を借りていきます。うちには40台しかありませんが、需要に応えるためにあと7台輸入しました」と話す。
他のレンタルサイクル店でも、これほど多くの人が自転車を借りるのは初めてのことで所有する自転車40台が常に貸し出し中だという。
多くの店主によると、客の大半は30歳以下の女性で、若者の多くは新鮮さを求め自転車をレンタルするが、実際には中心街を走り写真を撮ったりカフェで何時間も座っているだけだという。
自転車を借りる若者たちからは、「自転車はリラックスできるし簡単に始められます」
「新型コロナの影響で家にいることが多くストレスを感じていた私たちはサイゴンの賑やかな交通の音が恋しくなりました。サイクリングは街が活気を取り戻すのを見て感じることができます」
「何時間もパソコンに張り付いてオンライン講座を受講し、一日の終わりに少しだけ街を走ってリラックスします」
「もっと早くサイクリングを始めていればよかったです」
などの声が聞かれる。
自転車はリラックス効果だけでなく健康面でもメリットがあり、新しいトレンドとして今後も盛り上がっていくとされる。
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