“食欲の秋”がやってきた！日本全国おいしいもの巡り

Travel • 2017年09月14日

Text: Senda Mayu/ Photo: PIXTA, Flickr/ Cooperation: HAnavi, ANA, HIS Song Han Vietnam Tourist

南北に長い日本には、冬に大雪が降る北海道から、一年を通して温暖な沖縄まで、さまざまな気候の地域がある。そんな、海や山の恵みをたっぷりと受けた特色豊かな自然風土が、それぞれの地域独特の食文化を育んでいる。日本旅行の楽しみのひとつは、何といってもおいしい食べ物。有名な寿司や刺身、天ぷらももちろんおさえておきたいけれど、その土地でしか食べれない食材、その地域で昔から作られてきた家庭料理など、ちょっとローカルな味を探訪してみるのもまた、旅の醍醐味。いろいろな地域の味を食べ比べたいなら、ANAの航空券とホテルがお得なセットになった「HAnavi」を利用するのはいかが？日本全国を飛び回って、おいしい日本を食べ尽くそう！

食欲の秋、到来！

(Photo: Emran Kassim/Flickr)

日本には「食欲の秋」という言葉がある。暑い夏から涼しく過ごしやすい秋に季節が変わり、夏バテした体が体力を取り戻そうする、寒い冬に備えてたくさんの栄養素を蓄える、などの理由で食欲が増えるのだそうで、四季がはっきりしている日本ならではの言葉だ。さらに、秋の日本はお米を始め、さまざまな食材が収穫の時季を迎える。今は技術が発達して、季節に関係なく、一年中いろいろなものが食べられるようになったけれど、やはり食べ物は「旬」の季節が一番おいしく、栄養価も高い。もちろん秋に限らず、日本には春も夏も冬もおいしい旬のものがたくさんあるので、知ってから行くと、旅行がもっと楽しくなるはず。

文化が刻まれた、郷土料理

(Photo: PIXTA)

各地域で昔から伝わる郷土料理は、その土地の気候風土に根ざしており、人々の暮らし方が表れていて、日本の文化を知るという意味でもとても興味深い。冬に大雪に見舞われる東北地方では、保存食としての漬物や干物、体が温まる鍋物や汁物の料理がたくさん生まれた。海沿いの地域ではとれたての魚介を豪快に使った漁師料理が根付いている。貿易で砂糖がたくさん手に入った歴史がある九州の醤油は、甘味料が多めに入っていて甘みがある。ラーメンやうどんの麺の太さやスープの味も地方によってさまざま…など、知れば知るほど面白い文化が紐解かれてゆく。たくさんの料理を味わいながら、日本をより深く知っていこう。

HAnaviで日本を巡ろう

HAnaviとは、ANAの51都市115路線の日本国内線と、3.500以上の宿泊施設を自由に組み合わせることができる、お得なパッケージ商品。個人旅行に行くときはもちろん、出張時に利用するのもとっても便利。今回は、HAnaviが組み込まれたSong Han Touristのお得なツアー商品をご紹介しています。

URL: www.hanavi.co.jp/index.html

HOKKAIDO－すべてがおいしい「食の王国」

海鮮丼 (Photo: PIXTA)

日本の都道府県の中で、最も大きく、最も北に位置するのが北海道。冬は厳しい寒さが訪れるが、夏は涼しくて過ごしやすく、花畑も満開になり、観光には最高の季節。海側では海の幸、陸側では野菜や果物、乳製品など、豊かな自然がさまざまな食材を育んでおり、まさに「食の王国」だ。とれたての魚介を惜しみなくごはんの上にのせた海鮮丼を食べたら、きっとほっぺたが落ちてしまう。

海鮮

海に囲まれた北海道は、海の幸の宝庫。鮭や野菜を味噌のスープで煮込む「石狩鍋」、とれたてのイカを麺のように細く切った「イカソーメン」など、地元ならではの料理もたくさん！

(Photo: HOKKAIDO)

じゃがいも

北海道が日本一の産地。ゆでたてに塩とバターをつけて。

(Photo: PIXTA)

札幌ラーメン

コクのある味噌仕立て。街中には名店も多い

Tokyo - Hokkaido

ホーチミン発着ツアー代金：36.900.000VND（4泊5日）

羽田空港からのフライト時間：1：30

これが食べれる！⇒白い恋人、カニ食べ放題

Okinawa - ひと味違う、独特グルメを

ソーキそば (Photo: PIXTA)

日本の都道府県の中で、最も南側に位置する県。年間を通して温暖で、ビーチリゾートに訪れる人でにぎわう。独自の歴史を歩んできたこの島は、建築物、方言、食に至るまで、一般的に知られる「日本」とは少し違う。食文化は、味付けや食材など、ベトナム料理に似ていながらもベトナムでは食べられない、ユニークな料理ばかり。豚肉がゴロッとのった沖縄のラーメン、「ソーキそば」は必食。

グルクン

日本でタカサゴと呼ばれる白身魚の一種。唐揚げは骨までサクサクで、丸ごと食べられる。刺身や煮物にも。

(Photo: PIXTA)

ジーマミー豆腐

ピーナッツで作ったお豆腐。もちもちした食感がクセになる。

(Photo: PIXTA)

黒糖

沖縄の特産品。独特のコクがある砂糖。

(Photo: PIXTA)

タコライス

ごはんの上にひき肉、レタス、トマト、チーズなどがのっている。最初に金武町の飲食店で米軍基地の兵士にふるまわれ、後に沖縄を代表する料理になった

(Photo: PIXTA)

Tokyo - Okinawa

ホーチミン発着ツアー代金：33.900.000VND (4泊5日)

羽田空港からのフライト時間：2:30

これが食べれる！⇒ゴーヤチャンプル

Kansai - 神戸牛にたこ焼き、有名料理がずらり

神戸牛 (Photo: PIXTA)

大阪、京都、神戸など、人気の観光地が集まる関西地方。隣り合っていながら、県によって雰囲気が全く違うので、ぜひぐるりと周遊してみてほしい。関西の料理は薄めの味付けのものが多いが、魚、昆布、きのこなどから抽出した「だし」が、鍋もうどんもたこ焼きも、ぐっとおいしくしてくれている。そして、忘れてはいけないのが日本を代表する牛肉ブランド、神戸牛。本場の神戸牛のとろける味わいに感動しよう。

明石焼き＆たこ焼き

神戸名物・明石焼きと大阪名物・たこ焼き。両方とも丸くてタコが入っているが、明石焼きは卵焼きに近く、だしをつけて食べるのが特徴。たこ焼きはかつお節とソースで！

(左) 明石焼き＆(右) たこ焼き (Photo: PIXTA)

串かつ

これも大阪の食文化を代表するグルメ。魚介、肉、野菜、具材は何でも♪

(Photo: PIXTA)

湯どうふ

京都に行ったら食べるべき料理のひとつ。昆布だしで豆腐を煮て、薬味とぽん酢でいただく。上品で、奥深い味わい。

(Photo: marika/PIXTA)

Tokyo - Kansai

ホーチミン発着ツアー代金：34.900.000VND（3泊4日）

羽田空港からのフライト時間：1：00

これが食べれる！⇒神戸牛

Gifu ＆ Toyama - 大自然が育んだごちそうの数々

飛騨牛

飛騨牛 (Photo: Gifu)

日本の真ん中・中部地方に位置する岐阜県と富山県。大自然に恵まれ、風土を生かしたそれぞれの食文化がある。富山県は、目の前の富山湾でとれた新鮮な魚介が、岐阜県は、標高1.000mの牧場に放牧され、のびのびと育った飛騨牛が自慢の逸品だ。清らかな水もごちそうのひとつ。美しい水から作られたお米や地酒とともに、これ以上ない贅沢な食事を楽しんではいかが。

ほたるいか

3月から6月にかけて旬を迎える、富山湾の「光る宝石」。刺身やボイル、干物などで。

(Photo: Toyama)

栗きんとん

栗と砂糖だけで練り上げた和菓子。岐阜県中津川の特産。

栗きんとん

(Photo: PIXTA)

白えび

ほたるいかと並ぶ、富山の名産品。白えびのかき揚げの天丼は人気料理。

(Photo: Toyama)

富山湾すし

富山湾で水揚げされた魚介を使った、贅沢なお寿司。旬の魚のおいしさを存分に堪能できる。

(Photo: Toyama)

Tokyo - Gifu & Toyama

ホーチミン発着ツアー代金：33.900.000VND（3泊4日）

羽田空港からのフライト時間：1：00

これが食べれる！⇒飛騨牛

Oita - 温泉に入って、郷土料理に舌鼓

とり天 (Photo: PIXTA)

九州地方にある大分県は、日本一の源泉数を誇る「おんせん県」として有名。城下町など、古きよき街並みも多く残されており、日本の昔の時代にタイムスリップしたような気持ちも味わうことができる。魚介を始め、果物、独特の郷土料理など、イチオシのグルメも勢揃い。定番料理・とり天とは、サクサクの衣にポン酢を付けていただく、鶏肉の天ぷらのこと。大分県の人の家庭の味にふれてみて。