技能実習生 今後の見通し
Tin 60s
技能実習生に関連した業界は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの大きな影響を受けた分野のひとつであるが、2020年の終わりから状況は徐々に好転しつつある。
海外労働局(労働傷病兵社会省)の統計によると、2021年の最初の3カ月で、海外で働くベトナム人労働者の総数は29,541人(12,022人の女性労働者)で、2021年の9万人の労働者を海外に送る計画の32.82%に達した。主要な送り先は日本が18,178人、台湾が10,333人となった。
2020年の年末には、ほとんどの技能実習生がベトナムを出国できなくなったが、2021年に入ると多くの技能実習生にチャンスが訪れた。
ハノイのTADASHI人材株式会社の代表によると、2021年は看護師、農業、電子、アパレルの分野で800人の労働者を日本に送る計画があるという。
同社のリクルートディレクターであるレー・トゥー・ハン氏は「コロナ禍の影響は小さいものではありませんが、弊社は常に潜在的な顧客を探し続け、各分野の企業と契約しました。相手の国も新型コロナの影響を受けていますが、労働者の需要は非常に大きいです。この需要に応じるため、オンラインとオフラインの2つの形式で労働者へのトレーニングを行なっています。」と語った。
また、海外労働管理局の副局長ファム・ザー・リエム氏は「現在、出国する労働者の数は劇的に増加することはできませんが、ここ数カ月、出国する労働者の数は非常に安定しています。したがって、送り出し機関は、渡航を予定する労働者に感染防止対策の指導を必要とする。感染の疑いがある場合は受け入れ先機関と協議し、検査や隔離、治療などの適切な対応と、その労働者が居住する自治体への報告、医療措置の必要がある。」という。
それに従い送り出し機関もニューノーマルな生活に適応できる教育が必要となっている。海外労働局は、労働者を海外へ送る前に新型コロナウィルス(COVID-19)の検査を要請している。
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