デジタル資産アプリの大きな可能性

ベトナム発のデジタル資産投資プラットフォーム「ONUS」が、わずか1年半で150万人にダウンロードされた。
2020年3月23日に初めて公開され現在、ベトナムで最も利用されているデジタル投資アプリケーションの1つとなっている。

このアプリは多くのユーザーに難しいと感じさせているデジタル資産へのアクセスに関する障壁を解決したとブルームバーグは評している。

アプリ開発者は、このプラットフォームはデジタル資産への投資において、ユーザーに平等な機会を提供することを目的に誕生したと述べている。

現在、ONUSのユーザーの約90%はベトナム人であり、その他にもナイジェリア、インド、フィリピン、インドネシアなどのユーザーがいるという。

ONUSの目標は、2023年までに1,000万人のユーザーを獲得することで、このままの成長率を維持すれば目標を実現する可能性が大きい。

コンサルティング会社McKinsey & Company Vietnamの最近のデータによると、ベトナムのFintech企業のサービス利用者は16%（2017年）から56%（2021年）に増加した。

ベトナムのデジタルエコシステムの規模は500億ドル（約5兆7500億円）と推定され、2025年には1000億ドル（約11兆5000憶円）に増加する可能性があるという。