在外ベトナム人の潜在的能力
Tin 60s
近年、若い世代の人たちは海外で生まれ育ったにもかかわらず、ベトナム出身であることが原因となり国内で仕事をする際に不利になったり、差別されたりすることもあり、多くの若い海外在住ベトナム人が帰国し、祖国に大きく貢献している。
政治局は、海外在住ベトナム人が国家の建設、発展、保護のための重要な資源であり、祖国のイノベーション促進の重要な役割を果たたすと期待している。
現在、約530万人のベトナム人が世界の130以上の国と地域に住み、働いている。
全体の50%以上がアメリカ、ドイツ、オーストラリア在住で、45歳以下が約60%を占めている。
約50万人の在外ベトナム人が学士以上の学位を持ち、米国、日本、カナダなどの先進国の研究機関、大学、技術センターで働いている人も多い。
また、在外ベトナム人コミュニティの年間収入は約500億ドル(約5兆7,000億円)に上り、若い世代の収入は、年間300億ドル(約3兆4,200億円)にも達するという。
第13回全国党大会では、人材、特に質の高い人材の育成を3つの戦略的躍進の1つとし、人は中心であり、目標であり、開発の原動力でもあるという観点から、野心的な開発目標を達成するためには、ベトナムは国内だけでなく海外においても、ベトナム人の巨大な潜在能力を開発し、十分に活用するための努力をしなければならないとしている。
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