ホーチミン市 9月末まで厳しい社会的距離規制継続
Tin 60s
ホーチミン市は9月15日までにパンデミックを抑制することを目指していたが、保健省が設定したすべての目標を満たすには至っていないため、引き続き現時点で最も厳しい首相指示第16号の措置を継続すると発表した。
同市人民委員会ファン・ヴァン・マイ(Phan Van Mai)委員長によると、5区、7区、11区、カンゾー郡、クチ郡、ニャーベー郡、フーニャン区などパンデミックをうまくコントロールできている地域もあるが、パンデミック対策と必要な社会活動の維持のバランスをとるために、段階的に状況を見極め制限を緩和していくという。
今月末までにワクチン接種の迅速化、治療能力の強化、輸送、物流、金融、銀行などのサービスの再開を含む経済回復のためのより詳細な計画の準備に注力するという。
さらに治療中の患者数を減らし、ワクチンを接種した人々が免疫を獲得するための時間を確保することを目標とする。
また、ホーチミン市保健局は予防接種を迅速に行うためにアストラゼネカ(AstraZeneca)社のワクチン接種間隔を通常の8~12週間から6週間に短縮するよう保健省に承認を求めている。
ホーチミン市で最も多く使用されているワクチンはアストラゼネカ社製で、これまでに480万回以上接種されており、次いでシノファーム製のベロセル(Vero Cell)が190万回以上接種されている。
同市は9月15日までに成人全員に1回目の接種し、年末までに2回目の接種を行うことを目指している。現時点では成人人口の90%以上に当たる約650万人が1回のワクチン接種を受けており、19%に当たる130万人が完全に接種を終えている。
ホーチミン市の第1小児病院の感染症・神経疾患部門の元責任者であるチュオン・フー・カン(Truong Huu Khanh)医師によると、アストラゼネカ社のワクチンが最初に届いたとき、最前線の医療従事者は感染リスクが非常に高かったため、1回目の接種から4~6週間以内に2回目の接種を行ったという。
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