工業用地が不足しているホーチミン市
Tin 60s
ホーチミン市輸出加工・工業区庁(HEPZA)の責任者であるフア・クオック・フン氏(Hua Quoc Hung)によると、現時点でホーチミン市の工業団地や輸出加工区では、リースして利用できる土地は約300ヘクタールしかないという。
現在、同市は23の輸出加工区と工業団地のうち19を設立し、総面積は4500ヘクタール以上に及ぶ。
まだ設立されていない4つの工業団地のうち、バオズン(Bau Dung/175ヘクタール)、フオックヒエップ(Phuoc Hiep/200ヘクタール)、スアントーイトゥオン(Xuan Thoi Thuong/300ヘクタール)の3つは開発が進んでいないため都市計画からは削除された。
ホーチミン市輸出加工・工業区庁は、今年優先させるべきは、ビンチャン区(Binh Chanh)にファム・ヴァン・ハイ(Pham Van Hai)という新しい工業団地を668ヘクタールの面積で設立することだと話す。
この工業団地は、電気、電子、オートメーション、新興企業、ハイテク産業、労働集約的でない環境に優しい支援産業への投資誘致に重点を置きハイテク用途をサポートする。
さらに、既存の工業団地や輸出加工区を徐々に改修するよう助言する予定。
しかし、ホーチミン市近隣のタイニン省(Tay Ninh)には5つの工業団地(1万1000ヘクタール)があり、ビンズオン省(Binh Duong)は32の工業団地(1万8000ヘクタール)があり、ドンナイ省(Dong Nai)は28の工業団地(1万222ヘクタール)があるなど同市より魅力的で注目を集めているため、今後の差別化と拡大が重要となる。
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