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厳しいアニメーション産業の発展

Tin 60s    • 2018年01月01日

第22回ベトナム映画祭でゴールデンロータス賞と最優秀長編映画監督賞を受賞したアニメーション映画 「Con Chim Go(木の鳥)」の一場面 ⓒ Saigon Giaiphong

第22回ベトナム映画祭でゴールデンロータス賞と最優秀長編映画監督賞を受賞したアニメーション映画 「Con Chim Go(木の鳥)」の一場面 ⓒ Saigon Giaiphong

第22回ベトナム映画祭において、アニメーション映画は2番目に応募数の多い部門となった。
5月には、文化・スポーツ・観光省の映画局が、90分のアニメーション映画の脚本を探すコンテストを開催された。
このように、ここ数年アニメーション産業は活発であるように見えるが実情は厳しい。

ディーディーアニメーションスタジオ(DeeDee Animation Studio)は、ベトナム向けに提供されるアニメーション映画が不足している。ベトナムの映画制作チームは、主に外国の投資プロジェクトで活躍しているのが現状だという。

キャロリィアニメーションスタジオ(Colory Animation Studio)は、非常に限られた数のアニメーション映画ではベトナムの需要を満たすことができないと語った。

現在、ベトナムのアニメーション制作には、国有機関、ターゲットを絞り込んで制作するユニット、国際的な映画に負けない高品質な作品の環境や制作プロセスの構築に注力するスタジオの3種類に分けられる。

監督のレ・フイ・アイン氏(Le Huy Anh)は、ベトナムのアニメーション制作現場には、プロフェッショナルな制作プロセスの基礎を築くような先駆者がまだいない。この産業は外国人投資家がプロジェクトに資金を投入できるような先駆的な作品を作らなければならないという。

ベトナム・アニメーション・ジョイント・ストック・カンパニー(Vietnam Animation Joint Stock Company)の取締役会長も、今後の成長と長編アニメーションを制作には、最高の脚本、熟練した人材、高度な技術など、多くの条件が必要だと述べている。

〈Saigon GiaiPhong〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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