カラオケ店がレンタルで活路を見出す
Tin 60s
ホーチミン市の長期にわたる営業停止により、カラオケ店は死活問題に陥っている。
そこで、カラオケ機器を一般家庭にレンタルすることを始めた。
早速、このサービスを利用したティエン・タオさん(Thien Thao)の家族は久しぶりにカラオケを楽しんだ。その高音質のサウンドはお店そのものだった。
友人や親戚と一緒に歌うカラオケ店の雰囲気が好きだというタオさんは、自宅で歌を歌うためにカラオケ機器一式をレンタルし、「このサービスは、要求を満たしてくれて、しかも5K(マスク、消毒、間隔、大勢で集まらない、健康申告)の原則を守れるので良いですね」と満足そうに語った。
サービスを提供しているカラオケチェーン「ICool」のグエン・クエ・ソン代表(Nguyen Que Son)によると、レンタル料は3日で290万ドン(約1万4,000円)、7日で500万ドン(約2万5,000円)、1カ月で1200万ドン(約6万円)。利用者の過失で機器が故障した場合は、顧客は保証金を支払う必要がある。
カラオケ機器のレンタルを開始してから24時間以内に、5件から問い合わせがあり、店が再開してもレンタルサービスを継続する予定だという。
また、騒音が近隣の家庭に迷惑をかける可能性については否定し、利用者は技術担当者に頼んで騒音を最小限に抑えるための一時的な防音対策を施してもらうことができるという。
同カラオケ店は、早い営業再開を許可するよう、ホーチミン市の市長や各機関に嘆願書を送ったという。
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