2022年に5G商用化認可

デジタル変革と経済回復の成功のために、ベトナムは2022年の5G商用化の認可とハイテク工業団地や需要の高い地域での5G使用範囲拡大を早急に実現するよう努力する予定だという。
これは、5G商用化の認可を担当し、5G展開の先進国に追いつくのを支援する情報通信省（MIC）傘下の電気通信局の決定である。

12月14日に開催されたフォーラム「Driving Growth & Innovation through 5G」で、エリクソン・ベトナム、ミャンマー、カンボジア＆ラオスの社長兼責任者のデニス・ブルネッティ氏（Denis Brunetti）は、ベトナムの社会経済開発戦略の重要な要素はデジタル経済であり、2025年にはGDPの7%、2030年には7.5%に貢献すると予想されている。
テクノロジーの時代として、私たちは機械、自動車、ウェアラブル端末など多くのものが接続された新しい空間へと移行しています。
これらの中から、全く新しい企業やビジネスモデルが生まれ、製造、輸送、ヘルスケア、エネルギーなどに関する新しい価値が生まれ、5Gはベトナムにおける第4次産業革命の可能性を解き放つでしょうと話している。

エリクソンによると東南アジアとオセアニアでは、2027年までに5Gの契約数が全モバイル契約数の45%を占めると予想されている。

総務省電気通信局は引き続き、電気通信部門や企業との調整を行い、5Gネットワークのテストプロセスの評価、ライセンス取得のための網羅率と品質の基準、投資コストを節約するための対策、ネットワークの使用と活用の効率性を向上させるための開発を行う予定だという。

また、ダナンではベトテルの5Gモバイルネットワークで試験的に開通し、容量無制限の5Gサービスを無料で提供し始めた。
5Gネットワークの対象エリアは、バクダン通り、ダナン市行政センター、ダナン市党委員会、ダナン博物館、総合科学図書館、ハンマーケット、ドラゴンブリッジ、チャム彫刻博物館など。
これは、ベトテルとサムスンの協力によるもので、ネットワーク品質を向上させ、ユーザーが5Gネットワークの利点を十分に体験できるようにするためのものとなっている。