ライブ配信が若者の収入源として注目

オンラインプラットフォームやソーシャルネットワークでお金を稼ぐことは、労働市場においてますます人気が高まっている。
特にストリーマー（動画共有サービスを通じてライブストリーミングの形式で動画コンテンツを配信する者）の仕事は、多くの若者にとって人気となっている。

ストリーマーでお金を稼ぐのは簡単なことではないが、ライブストリーミングを使ったゲーム配信や物販は今や現実的な職業となっている一面もある。

これまでのストリーマーは、ゲーマーがレベルアップするためのアドバイスや方法を伝えたり、他のプレイヤーの試合についてコメントしたり、新しいゲームを紹介したりするのが一般的でした。

しかし、今やゲーム業界だけでなく、ポップカルチャーや趣味、商品紹介、販売目的など多くの分野で活躍している。一見簡単そうに聞こえるが常にプレッシャーにさらされる厳しい職業である。

ホーチミン市に住む25歳のトミー・レーさん（Tommy Le）は、戦略ゲームの分野でストリーマーとして活躍している。
「ストリーマーの収入はとても良いのですが努力しなければなりません。個人ページにはきらびやかな写真を掲載し、SNSユーザーがフォローできるように多くの時間帯で連続生放送をしなければならない。視聴者が延長を求めるコメントを残せば、夜中や午前1時まで仕事をすることもあります。さらにストリーマーはライブの際、視聴者がキーボード、モニター、マウス、ヘッドセットまで見て判断されるため、新しい技術や機材、デバイスのアップグレードに多くのお金を費やしているのです」と話す。

ストリーマーは特定の分野に精通していることが多いが、単に莫大な収入に魅力を感じ、多くの若者がストリーマーになりたいと熱望している。

特に女性ストリーマーは、フォロワーを素早く集めるために、その容姿と優しい話し方や自己プロデュースを駆使して、人々から投げ銭（寄付）を得ることもできる。
多くは露出度の高い服装で着飾り、カメラの位置をうまく調整し注目を集めようとしている。
しかし、そのような安易なストリーマーはすぐに視聴者に飽きられてしまうのが現実だ。

オンラインプラットフォームやソーシャルネットワークでお金を稼ぐことは、現代の若者の仕事のトレンドになっているが、お金を稼ぐためには多大な投資と労力が必要である。
誰でも参加できるがプロのストリーマーになるには決意が必要とされる。