EU基準のアジア最大級精米工場

持続可能な農業を目指すTan Long Groupは、ヨーロッパの基準に準拠した技術を適用したハンフック精米工場をアンザン省 (An Giang)に開設した。

面積161,000平方メートルに80サイロの米貯蔵システムを持つ。1日あたり4,800トンの乾燥、1000トンの商品を生産できる能力がある。
品質を確保し、収穫後の損失を減らし、完成米の回収率や価格競争力を高めることが期待され、農民のために貢献することができる。

さらに、この工場は穀物や種子の洗浄と選別、動物飼料生産プラント、完全な養豚場などの分野で国際的なリーダーであるSKIOLD Group（デンマーク）のシステムで100％運用している。
機器はすべてEUの規格に沿ったものを設備メーカーBuhler（スイス）から輸入し、食品の安全性、操作上の安全性、環境への配慮に関する世界で最も厳しい要件を満たしている。

この工場は、トアイソン（Thoai Son）、アンザン（An Giang）、ホンダット（Hon Dat）、キエンルオン（Kien Luong）の4つの稲作地帯に囲まれている。
そのため、収穫から精製までの時間やコストが削減され、さらに米の品質や香りを保持できる。

同時に、ジャポニカ、ジャスミン、ダイトム（Dai Thom）、ST21、ST24、ST25などの輸出と国内の両方のニーズに対応する高品質の稲作の開発にも注力していき、収穫、加工・梱包、消費者に届けるまでのライスチェーンを完成させていくことを目指している。