今後期待される医療分野での人材
Tin 60s
福岡市は、横浜市、前橋市、千葉市、静岡市、東京都、鳥取市、長崎市に続き、2022年4月から医療分野で働く学生をベトナム中部から募集する8番目の都市となり、日本とベトナムの人材育成協力が加速している。
2021年4月に締結された、株式会社へいせいとダナン市に拠点を置くドンア大学(Dong A University)との間のインターンシッププログラムに基づき、資格を持つベトナム人看護学生の第一陣が日本に渡り福岡で働くこととなっている。
株式会社へいせいの西原幸作取締役は、この人材育成協力はベトナム中部地方の学生が日本で働くための基礎的なスキルや準備を強化するとともに、日本にいるベトナム人学生の文化的な違いやコミュニケーションの難しさを緩和するのに役立つと述べている。
在福岡ベトナム総領事館のヴー・ビン総領事(Vu Binh)は、新型コロナウイルスの大流行による困難の中でも、株式会社へいせいとドンア大学の協力関係は両国の戦略的パートナーシップのより深い発展の象徴であると強調した。さらにこの協力関係のためのサポートを約束した。
同氏によると、この地域のベトナム人留学生や労働者の数は、この2年間で13,000人から19,000人に増加したという。
今年の初めには、200人のベトナム人学生が看護の仕事と勉強のために長崎に派遣された。
現在、日本の80近い企業がドンア大学の学生を対象とした人材採用、言語、職業実践訓練プログラムの契約を結んでいる。
また、同大学はドイツのWBSトレーニングAG傘下のWBSトレーニングベトナムとの間で、看護、自動車、建設、ホスピタリティ、情報技術、食品産業などの人材育成と雇用に関する長期的なパートナーシップにも合意している。
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