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食料調達に苦戦する外国人たち

Tin 60s    • 2018年01月01日

外出禁止直前に輸入食材店アンナムグルメマーケットに並ぶ外国人

外出禁止直前に輸入食材店アンナムグルメマーケットに並ぶ外国人

8月23日から9月6日までの外出禁止策が実施される直前、多くの外国人もベトナム人と同じように2週間分の食料買い出しに行ったが、それから1週間がたった今、食材は減り不安を感じる状況になってきた。
オンラインショッピングや政府の買い物サポートでの食料調達方法はあるが少し複雑だったり、ベトナム語対応だったりと外国人にとって誰でも簡単に利用できるものではない。

食事の見直し
アメリカ人のジョシュアさん(7区在住)は、普段からよく西洋料理を食べていたがロックダウンで輸入食材を買うことは難しくなり、今は隣人やアパートの人に地元の食材を分けてもらっている。見慣れぬ野菜をもらった時はレシピを尋ねて調理をしている。「この状況をただ嘆くだけでなく新たな料理にチャレンジすることが必要だ。ベトナム料理を学び、カエルの揚げ物やバインセオ、チャーシューなどを作り同居人にふるまった時には美味しいと絶賛され嬉しかった。また、パンやハンバーガーを買うために近所の人に助けてもらった時は温かな気持ちになった」という。「私たちが今できる最も重要なことのひとつは、お互いをサポートし合うことだと思う」と最後に付け加えた。
ジョシュアさんが作ったベトナム料理 ⓒ Zing News
ネットによる情報共有
スペイン人のエイドリアンさん(ビンタン区在住)は買い物の情報を得るために、区内の大型集合住宅ヴィンホームズセントラルパークの住人に向けてスーパーで食料品を買う方法を尋ねるネット投稿をした。住人からは同アパートの管理者から提供された英語表記のオンライン販売グループと各スーパーマーケット、食料品店での購入法リストが送られてきたことにより情報を得ることができた。

生命線となっている配送サービス
南アフリカ人のトニー・バイレベルドさん(ビンタイン区在住)は、パンデミック以前はほぼ毎日配送サービスを利用するヘビーユーザーで、パンデミック対策後も週2-3回利用していた。
外出禁止で配送者も活動できなくなり政府の買い物サポートを利用したが、注文が殺到しているため商品を受け取ることはできなかった。しかし、先日、配送業務活動が再開されると聞き安堵したという。配送者は毎日検査し危険を冒しながらの仕事なので利用した際はチップを弾みたいと喜んでいる。

パークランドのアパートに住んでいるアメリカ人のルイ・シーさん(アンフー区トゥドゥック市在住)も配送サービスの再開を待ち望んでいたひとりだ。
「たくさんの食料品を購入して近所の人やアパートのスタッフと分け合いたいと思います。配送者は多くの人と接触するので徹底した検査と予防をしながら活動を続けてほしい」と語った。

〈Zing News〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。

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