パンデミックでも成長し続けるコーヒーチェーン
Tin 60s
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大流行にもかかわらず、ベトナムのコーヒーチェーンの競争は激化している。さらにMasan Group CorporationやNovaland Group、KIDO Corporationなどの大手企業も参入し始めた。
昨年、ベトナムの人々はお茶とコーヒーに約53兆VNDを消費した。これは年間約10%の成長率にあたる。
チェーン店の中では、Highlands Coffeeが2019年に2兆VND、The Coffee Houseが8,630億VND、Starbucksが7,830億VND、Phuc Longが7.790億VND、Trung Nguyen Coffeeが4.090億VNDを売り上げている。
The Coffee Houseは、今年中に少なくとも50店舗をオープンする予定で、年末には全国で約230店舗、2025年には1,000店舗になる予定。Trung Nguyen Coffeeは、持ち帰り用のコーヒースタンド「E-Coffee」のフランチャイズチェーンを拡大しようとしており、さらに全国で16店舗をオープンする予定。また、KIDO Corporationは今年中にコーヒー製品の提供を開始すると発表した。
その他、タイのCafé Amazonはベトナムでの店舗拡大を計画しており、親会社は今後5年間で最大25億米ドルを費やすと見込まれていると地元メディアに語った。
Euromonitor Worldwide社は、ベトナムでは中産階級が増加していることから、ベトナムのコーヒー・紅茶小売市場を10億米ドル以上と評価している。また、ベトナムコーヒー・ココア協会によると、コーヒーチェーン店の急激な増加により、その消費量はベトナムのコーヒー生産量の10%以上に達しているという。
ベトナムの一人当たりのコーヒー消費量は世界平均の3分の1に過ぎないため、同協会は国内外の企業にとって非常に魅力的な市場であると見ている。
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