フジキン ダナンで研究開発センターの起工式
Tin 60s
超精密バルブ機器メーカーの株式会社フジキンは、ベトナム中部のダナンハイテクパーク(Danang Hi-Tech Park/DHTP)で起工式を行った。
本プロジェクトの総投資額は3,500万USD(約39億円)で、ダナンハイテクパークにおいて日本が投資する7つ目のプロジェクトとなった。
研究開発(R&D)センターでは、医療機器、人工知能、新エネルギーや新素材、環境関連など、自社で実施しているSDCs(持続可能な開発目標)に取り組む。
ダナン大学傘下のダナン科学技術カレッジと人材育成の契約も結んでいる。
フジキンのベトナム進出20周年にあたる来年6月には、プロジェクトを完成させ操業を開始する。また、ダナンでの科学研究活動を強化するためにより多くのハイテク専門家をダナンに誘致する予定だ。
起工式に出席した同市政府のチャン・フオック・ソン副議長(Tran Phuoc Son)は、「フジキン社の経験と資金力から、このプロジェクトは予定通りに完成し、稼動し、効果を発揮すると確信している」と述べた。
同ハイテクパークには、米国の航空宇宙部品メーカーUniversal Alloy Corporation (UAC)、日本の東京計器プレシジョンテクノロジー(Tokyo Keiki Precision Technology)、丹羽鋳造株式会社(Niwa Foundry Vietnam)、韓国の医療機器メーカーデンティウム(Dentium)などが工場を運営している。
今年初めには、ダイワベトナム(Daiwa Vietnam)が4,000万USD(約44億6,000万円)を投じて、ホアカイン工業団地 (Hoa Khanh Industrial Zone)に第3工場の建設を開始し、2005年から20年の間にダナンへの投資額は9000万USD(約100億円)に達した。
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