みんなで作り上げた特別な中秋節
Tin 60s
コロナウイルスの震源地であるホーチミン市では、当局、団体、ボランティアの共同努力により多くの子どもたちが特別な中秋節を楽しんだ。
工業団地の出稼ぎ労働者の寮では、自治体や青年連合から贈られた月餅やお菓子、ランタンを手にした子どもたちの笑い声があふれた。
労働者たちは「子どもの笑い声を久しぶりに聞いた」「この機会にプレゼントをもらったことは、私たちにとって本当に意味のある特別なことです」「子どもたちは今年の中秋のイベントを諦めていたのでとても有難いです」など喜びの言葉を口にした。
同市の労働・障害・社会局は祖国戦線委員会と青年連合と協力して、市内の7つの社会福祉センターと40カ所の寮にいる恵まれない子どもたちに、それぞれ30万VND(約1400円)相当のプレゼントを贈った。
さらに同局は組織や個人に呼びかけて、オンライン学習機器や教科書を子どもたちに寄付し、学校に復帰できるように支援した。
青年連合、祖国戦線委員会、労働・障害・社会局、ホーチミン市女性連合が共同で開催したプログラムでは、合計5,000個のプレゼント、1,300セットの教科書、学習機器、50件の奨学金(約25億VND/約1,200万円)が、市内の恵まれない子どもたちや新型コロナの治療を受けている人たちに贈られた。
また、多くの野戦病院や小児病院では医療関係者やボランティアによって中秋節を祝うイベントが行われた。
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