有志の技術者が必需品店オンラインマップを作成
Tin 60s
インターネット上で知り合った技術者のチャン・タン・トゥアン氏(28歳)とグエン・フ―・ダット氏(31歳)は、ホーチミン市で買い物客が簡単に近くの店を探しだせるように3,000店以上の生活必需品店情報(住所、電話番号、営業時間)をオンラインマップ上登録し情報を公開した。
情報登録作業をした2人によると、ホーチミン市産業貿易省が公開したエクセルファイルデータは非常に分かりにくかったため、シンプルで分かりやすくするためにオンラインマップに情報を入力する作業をすぐに始めた。わずか36時間で完了し、7月11日からhttps://diembanhangthietyeu.com/で公開されている。
しかし、携帯電話向けの表示の最適化には苦心し、膨大な時間をかけて調査しプログラミングしてようやく公開にこぎつけることができた。
公開から3週間以上が経過した現在、ウェブサイトには1日あたり約9,000〜10,000人のユーザーが訪れており、定期的に利用するユーザーは200〜300人に達している。
トゥアン氏は「ウェブサイトを公開して以来、多くの人が携帯電話からアクセスしています。これまでの努力が報われ、皆さんのお役に立てていると思うと、とても嬉しいです」と語っている。
また「ホーチミン市の人口密度を考えれば、現在の3,000店という数は、まだまだ少ないと思うので、今後、地域や企業からより多くのお店のデータを提供いただき、マップに追加していきたいです。将来的には、この地図を毎日使っている人たちに場所の確認や地図の修正、封鎖区域の報告などの協力を呼びかけていきたいと思います。また商品供給者やお店のオーナーと連携して、品在庫数を公開しユーザーがお店に欲しいものがあるかどうかを確認できるようになればいいと考えています。このように多くの人々の参加によって、もっと社会に貢献できるものになっていってほしいと願っています」と述べている。
さらにこのマップは、ホーチミン市産業貿易省の協力を得て、近くの薬局やフェイスマスクを販売しているお店、恵まれない人々に無料で食事を提供しているお店やゼロドン(0VND)市場の場所などの情報も加えていく予定だ。
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