ベトナム人グランドマスターが米国チェス大会で5位入賞
Tin 60s
チェスのトッププレイヤー、レ・クアン・リエム氏が、米国で開催された「Saint Louis Rapid & Blitz 2021」において参加者全員がグランドマスターという強者を相手に総合5位入賞した。
8月11日から13日にかけて行われたラピッドチェスでは、9ラウンドを終えて6ポイントしか獲得できず、最下位となったが、2日間で計18ラウンド行われたブリッツチェスで、世界ランキング30位のジェフリー・シオン(米国)と世界ランキング33位のサム・シャンクランド(米国)に2勝し、見事な逆転劇を見せた。3回戦では、世界ランキング9位のウェスリー・ソー(米国)と引き分け、世界ランキング29位のピーター・スヴィドラー(ロシア)には勝利した。この最後の5試合で、リエム選手は1勝2引き分け2敗を記録した。
この結果、17.5点を獲得し5位入賞の見事な成績を収め、賞金12,500USD(約136万円)を獲得した。また、世界ランキング14位となった。
リエム氏はベトナムの天才的なチェスプレイヤーで、15歳でグランドマスターの称号を得た。それ以来、ベトナムのナショナルチームでプレイし、ここ数年はベトナムの最高ランクの選手としても活躍している。2014年にはアメリカのウェブスター大学に入り、全米大学チェスチーム選手権のプレジデントカップを獲得している。
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