ハノイ・ホーチミン市 都心乗り入れ課金計画
Tin 60s
ハノイ市運輸局とプロジェクトコンサルタントは、都心部に乗り入れる車両から料金を徴収する計画案を作成した。
この計画は交通渋滞の緩和と公共交通機関の利用促進を目的としている。
通行料は、9人乗り以下の自動車の所有者は25,000〜60,000ドン(約120~300円)。9人乗り以上の自動車や様々なタイプのトラックの場合は、15,000~40,000ドン(約75~200円)と提案されている。時間帯や曜日などで料金は変動する。
免除される車両は、パトカー、救急車、消防車、軍用車両、現役の車両、公共バスなどである。
料金が減免される可能性がある車両は、輸送サービス、契約に基づいて走行する車両、ツアー、固定ルートの車両などが検討される。
通行料の徴収が始まると、主要ルートの交通容量は8〜30%、平均で12〜18%低下すると予想されている。2030年以降、本格的に実施される予定。
また、ホーチミン市でも同様に検討されている。
公用車を含む所有者は、午前6時から9時、午後3時から7時に繁華街である1区と3区に移動する際、自動車1台につき4万ドン(約200円)、トラックと乗用車は7万ドン(約350円)の通行料を支払う必要があると交通局は計画で提案している。
公共バス、消防車、救急車などの優先車両は通行料が免除され、ホーチミン市で登録したタクシーは1台あたり2万ドン(約100円)の割引が適用される。
また、ETCの導入も予定されている。
国営ラジオ局「ボイス・オブ・ベトナム」によると、今年9月時点で、同市の自動車登録台数は約840万台で、そのうち自動車は80万6,000台以上、バイクは約760万台で、それぞれ前年同期比で3.8%、3.3%増加している。
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