自由貿易協定が農産物の輸出を後押し
Tin 60s
日本、韓国、オーストラリア、EUといった困難な市場への農産物の輸出は、今年の初めの2カ月間で盛んに行われ今後への期待が高まっている。
カントー市の農産物会社Trung An Hi-tech Agricultureの社長は、すでにドイツ、マレーシア、カタールから1000トン近くの香り米の注文を5件こなしたことをいう。
新型コロナの流行が落ち着き、貿易協定が結ばれた後、世界中の多くの輸入市場が再開し始めたおかげで、今年の米輸出は大成功を収めると予想されますと話す。
Loc Troiグループの子会社であるLoc Troi Agriculture Products JSCは、今年これまでに4,500トン以上の香り米、白米、玄米、もち米の品種をヨーロッパ、アメリカ、中東、アジアに300万ドル(約3億4600万円)で輸出している。
アロエベラとココナッツゼリーを扱うドンナイ省のGC Food Companyは、今年2カ月で30%増加し、日本、韓国、東南アジアなどの市場に向けて多くの輸出注文があるという。
さらに世界経済が回復すると予測されているため最新の生産ラインに投資し、総生産能力を年間3万5000トンに倍増した
ベトナム青果協会の書記長によると、1月に日本、韓国、ロシア、オーストラリア、オランダ、米国などの主要市場への野菜や果物の輸出が12〜69%伸びた。
ベトナム企業はこれらの市場の品質やその他の要件に精通しており、それが輸出を大幅に増加させるのに役立っていると述べた。
さらにベトナム-EU自由貿易協定は、農産物の輸出に非常に有利な条件を作り出している。
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