ベトナム初の都市鉄道運行開始
Tin 60s
ハノイ都市鉄道は10年の建設期間を経て、11月6日に商業運転を開始した。運行初日にはで約25,680人の利用者があった。
2015年に運行を予定していたこの都市鉄道は、当初の見込みより3億1,500万ドル(約356億円)増の総投資額約8億6,800万ドル(約980億円)、中国の政府開発援助(ODA)を受けて建設された。
ドンダー区(Dong Da)のカットリン駅(Cat Linh)からハドン区(Ha Dong)のイェンギア駅(Yen Nghia)を23分で結び、12駅からなる全長13キロの鉄道となっている。
第一段階では、6カ月間、4~6本の列車が午前5時30分から午後10時まで、0~15分間隔で運行される。
第二段階では、午前5時30分から午後10時30分まで運行し、ピーク時には6分間隔で合計9本の列車が運行される。
運賃は、最初の15日間は無料で利用できる。
初乗り運賃は7,000VND(約35円)、1日乗車券が30,000VND(約150円)となっている。
6歳以下の子供、障害者、高齢者、革命の功労者、貧困家庭の人々など、バスの運賃免除対象となる人々は、都市鉄道も無料乗車の対象となる。
人口830万人のハノイでは、ラッシュアワーになると多くのバイクや自動車が行き交い、交通渋滞に悩まされている。この鉄道運行開始によって渋滞緩和が期待されている。
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