米タイム誌「世界の最も素晴らしい場所2021」に3カ所選出
Tin 60s
首都ハノイ、ホーチミン市、フーコック島が米タイム誌の「世界の最も素晴らしい場所2021」に選ばれた。
タイム誌はフーコック島について、ワクチンパスポートを導入し旅行客を受け入れれば外国人にとって魅力的な観光地となるだろうと述べている。「ベトナムの宝石」と呼ばれる涙型のリゾート島は東南アジアで最も急成長している観光地のひとつで、10月から6ヶ月間、ワクチンパスポートを持った外国人旅行者に観光を再開する予定となっている。
1000年の歴史を持つベトナムの首都ハノイは、強いアイデンティティーを維持しながら変化を受け入れていると同紙は書いている。ハノイはアジアで最も古い都市のひとつであり、街の中心部には現代的な建築物と伝統的な建築物が共存している。この特徴は、オペラの伝説的なアーティスト、作曲家、デザイナー、パフォーマンスに敬意を表してデザインされた、建築家ビル・ベンズリーによるホテルCapella Hanoiにも表れている。
また、同誌によると、ハノイの代表的な料理であるフォーの名店「Pho Gia Truyen」が、2020年に発表された「アジアのベストレストラン50」の「Essence of Asia」に選出されたことはハノイ市民の誇りとなっている。
一方、最近のホーチミン市は独創性豊かなレストランが次々と誕生し注目されている。ベトナム人シェフのヴィエット・ホン氏がヘッドシェフを務めるレストラン「Esta」は常に変化をし続けるモダンアジアン料理を、「Monkey Gallery」は日本の技術と味を取り入れた創作料理をそれぞれ提供している。また、ベトナム系アメリカ人のシェフ、ピーター・クオン・フランクリン氏が経営するレストラン「Anan」は、ベトナム南部の拠点で初めて「アジアのベストレストラン50」に選ばれている。
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。