新型コロナウィルスの影響が大きいコンドテル
Tin 60s
新型コロナウィルス第4波の影響を受け、ベトナムのリゾート各地で開発しているコ ンドテル(コンドミニアムホテル)は1億VND(約48万円)から3億VND(約144万円)の値引きをして販売したが購入者はなかった。
3年前からコンドテルに投資をしているリック氏は、6カ月前にニャチャンの海が見える内装付き高層コンドテル(40m2)を25億VND(約1,190円)で販売した。投資総額28億VND(1,340万円)から値下げしたにも関わらず誰からも連絡がなかったという。リック氏が安値で販売する理由は、年利12%の銀行債務を清算し、ほかの投資を考えているからだ。
また、ホーチミン市のヴィー氏はダナンに所有する2ベッドルームのコンドテルを30億VND(約1,430万円)を販売し、さらに15%の値引き交渉にも応じると述べたが問い合わせはなかった。
不動産コンサルタントDKRA Vietnamの研究開発部長グエン・ホアン氏によると、2019年の大規模プロジェクトが投資目的の購入者の期待に応える結果が出なかったため、それ以来、リゾート不動産市場は低迷をしている。さらに年末まで観光活動の復活は困難と予想しており、リゾート不動産市場、特にコンドテルは厳しい状況が続くという。
しかし、年末までにはワクチン接種が完了し再び観光活動が始まれば、2022年にリゾート不動産にも明るい兆しが見られるだろうと語った。
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