粘土細工による精巧な食品ミニチュア
Tin 60s
幼稚園の先生だったファム・トゥイ・タン・タオさん(Pham Thuy Thanh Thao)は、2017年にインターネットで見つけた粘土細工の美しい料理に魅せられて以来、仕事を辞め同じようにベトナム料理を再現することに取り組んでいる。
その作品は再現度が高く、色鮮やかで、飾るのに場所を取らないことが人気となっている。きちんと手入れをすれば長く楽しむことができるもの良いところだ。
ひとつの作品を作るのに、まずはアイデアを見つけ、成形、色と陰影をつけ、乾燥させるという工程が必要で完成に1~2日はかかる。
数ある種類の粘土の中から、細工をしやすく、空気にさらされると自然に乾燥する特性を持つタイと日本由来の自己乾燥粘土 (コールドポーセリン)を選んで使っている。
これらは精巧さなどによって価格は変わるが、スイカやココナッツ、オレンジなどの果物は10万VND(約490円)、コムタムやパンケーキなどベトナム料理を再現したものは20~30万VND(約980~1,500円)でオンライン販売している。
これによって毎月1,000~2,000万VND(約49,000~97,000円)を稼ぐことができるという。
将来的には粘土細工のレッスンクラスも行っていく予定だ。
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。