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ベトナム企業 海外への投資急増

Tin 60s    • 2018年01月01日

2021年第二四半期、ビナミルクの海外支店は前年同期比12.8%増の8,590億VND(約40億円)の純売上高を達成した ⓒ dau tu online

2021年第二四半期、ビナミルクの海外支店は前年同期比12.8%増の8,590億VND(約40億円)の純売上高を達成した ⓒ dau tu online

計画投資省によると2021年の7ヶ月間で、ベトナムの海外総投資資本は前年同期比の2.3倍の5億7,000万USD(約630億円)となった。
海外投資資本全体の53.1%が米国で、続いてカンボジア、ラオス、カナダ、フランス、ドイツ、オランダとなっている。ここ数年、ベトナム企業は市場を拡大しビジネスチャンスを見つけるために海外投資を積極的にする傾向だ。

複合企業のVin groupは今年、フランス、オランダ、カナダ、シンガポールの4つの海外プロジェクトに投資を計画し、米国、ドイツでの投資資本は合計で約4億5,000万USD(約490億円)になる。特に米国だけでの追加投資資本は3億USD(約330億円)に達した。さらに、同社は、通信機器、電子機器、家電製品、自動車の輸出入を目的として、登録資本金2,050万USD(約22億円)のプロジェクトをシンガポールで行っている。

現在、米国、カナダ、フランス、ドイツ、オランダに支店を持つ自動車メーカーのVinfastは、グローバルなスマート電気自動車会社に変えるという目標をかかげ、ドイツでのプロジェクトに3,200万USD(約35億円)の投資拡大をした。

通信事業大手のViettelは、ミャンマーでの通信市場シェアを30.8%に伸ばしシェアトップに近づいている。カンボジア、ラオス、東ティモールでもシェアを拡大している。また、Viettel Globalの第二四半期の純売上高は5兆2,590億VND(約250億円)で前年同期間と比較して22%の急増となった。さらに今年6カ月の連結売上高は約9兆9,000億VND(約475億円)で15%増加している。

外国投資企業協会の副会長であるグエン・ヴァン・トアン氏は、米国は潜在的な投資市場であり、ベトナム企業にとって多くのチャンスがあるという。
最新の統計によるとベトナムの企業は30億US(約3,290億円)以上の利益を国に送金している。

〈NGUOI LAO DONG/Dau Tu〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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