ユニクロ店舗前で地元農産品を販売

ベトナム南部ホーチミン市10区の商業施設バンハン・モール(Vạn Hạnh Mall)内のユニクロ店舗前で22～24日、地元産農産品をアピールする臨時販売コーナーが設置された。

前例のないこの試みは買い物客に質の高い農産品を知ってもらおうというユニクロベトナムとベトナム高品質製品企業協会(Hoi Doan Nghiep Hang Viet Nam Chat Luong Cao/HVNCLC)が「カインドグリーンフェア」として企画した。

ユニクロベトナム最高執行責任者(COO)の池添修氏は、ユニクロは、ベトナム高品質製品企業協会との一連の協力活動を通じて、パンデミックの深刻な影響を受けた地元企業や農家が徐々にビジネスを再開できるよう有意義な支援したいと考えていますと述べた。

ベトナム高品質製品企業協会ヴー・キム・ハン会長(Vu Kim Hanh)は、ユニクロとの協力関係について、中小企業が新しい顧客とつながる絶好の機会であるとみている。
ハン会長はベトナム高品質製品企業協会の会員の約50％が食品および食品加工の分野で活動しているため、最高品質の製品を加工し、世界中の多くの国に輸出するための原動力となるでしょうと期待を込めて語った。

ヴィナミット(VINAMIT JOINT STOCK COMPANY)のグエン・ラム・ヴィエン氏(Nguyen Lam Vien)も、ユニクロとベトナム高品質製品企業協会の架け橋として、国内だけでなく海外市場でも顧客にリーチできることを期待しますと話した。