APO、フーイエン省に冷蔵倉庫設備を提供

アジア生産性機構(APO/ Asian Productivity Organization)と中部フーイエン省人民委員会は、10月12日のオンラインセレモニーで、冷蔵倉庫設備の資金提供に関する合意書に署名した。

この活動は、APOが日本政府から資金提供を受けて実施している「COVID-19パンデミックによる農産物サプライチェーンへの影響を緩和するための冷蔵倉庫施設の能力向上」プロジェクトの枠組みの中で行われた。

これに伴い、APOは同省の科学技術省に対し、日本の技術を用いた水産物を保存するための冷凍機器、保冷コンテナ、魚体への干渉による傷・傷みを防ぎ鮮度を長期間保存することが可能な製氷設備シースノーなどを提供する。
この設備によってフーイエン技術移転応用センターと同省の3つの漁業企業を支援することができる。

同省人民委員会のチャン・フー・テイ委員長(Tran Huu The)は、APOの資金援助によりフーイエン省の水産物開発が徐々に近代化され、開発目標を達成できることを期待していますと話した。

同省党委員会のファム・ダイ・ズン書記(Pham Dai Duong)は大使、科学技術大臣、APO、日本政府に新型コロナで困難な状況下においての支援を心から感謝すると述べている。