ワクチン接種回数は世界9位、２回接種者総数10位

保健省が発表によると、ベトナムは新型コロナワクチンを1億5千万回以上受け取った。
その内訳はシノファームのベロセルワクチン4,870本、アストラゼネカのワクチン4,668万8,076本、ファイザー、バイオテック、モデルナのmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン4,657万6,370本、さらにキューバのアブダラワクチン515万本、ロシアのスプートニクVワクチン150万8,998本となっている。

12歳から17歳の子供たちへの予防接種に採用されているファイザーは、政府当局との協力関係を継続しており、mRNAワクチン5,100万回分を円滑に納入し、国の予防接種プログラム寄与すること尽力を尽くすと担当者は述べている。

保健省は、2021年中に12歳以上の全人口に少なくとも1回のワクチンを接種することを目指している。
12月には社会的弱者や医療従事者を対象に追加のブースター注射を実施する準備を進めている。

18歳以上の住民においては、全国63省・市のうち53省・市が80％以上に少なくとも1回のワクチンを接種しており、うち28省・市は95％の接種している。

12月6日時点、Our World in Dataによると、ベトナムはワクチンの接種回数では世界第9位（1億2,700万回）、完全接種者の総数では世界第10位（5,370万人）となっている。