日本語学校設立者に旭日小綬章を授与
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日本政府はホーチミン市で日本語の普及に尽力したドンズー日本語学校の元校長のグエン・ドゥック・ホー氏(Nguyen Duc Hoe)に旭日小綬章を授与した。
この章は日本政府が毎年、東アジアの国の発展に顕著な貢献をした国内外の人物に授与するものである。
1940年にベトナム北部のフンイエン省(Hung Yen)で生まれたホー氏は、1959年から1973年まで東京に留学し、日本語学校を開設したり、日本で最初のベトナム人学生のための寮を設立したりした。
1991年4月には、ホーチミン市にドンズー日本語学校を設立し、その1年後には、日本への留学を希望する2,100人の学生を支援する「ドンズー海外留学プログラム」を開始した。
在ホーチミン日本国総領事の渡邊信裕氏は、ホー氏と何度も会話した印象を日本とベトナムの関係の発展に一貫した情熱を持った温かい人物だと語り、また熱意と将来的に両国の関係に貢献する若者への期待にも感銘を受けたという。
勲章を授与されたホー氏は、自分がやってきたことは、主にベトナムの学生やベトナムのために尽くしてきたことだと思っていたので、このような名誉ある章をいただけるとは思っていませんでしたと語った。
これから日本で学んだり生活したりしているベトナムの人々が、東アジアの国に対する理解を深め、その成果をベトナムで生かすことができるようになることを切望しているという。
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