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UCHU WAGASHI:「新しい」が、未来の伝統文化になる

Lifestyle    • 2018年03月06日

Text: Senda Mayu/ Photo: UCHU WAGASHI

今の「新しい」が、未来の伝統文化になる

京都に、今注目されているUCHU WAGASHIという落雁の店がある。落雁とは、米や麦から作った粉やきなこなど粉類と、砂糖、ほんの少量の水または水飴を混ぜてかためた干菓子。日本では、仏壇にお供えするお菓子として知られており、どちらかというと古めかしいイメージが強い。

UCHU WAGASHIには、そんな落雁のイメージを打ち破るような、かわいくてポップな落雁が並んでいる。材料のメインとなるのは、日本の四国地方の一部でしか生産されていない高級砂糖、和三盆糖。そして愛らしい形は、職人がひとつひとつ彫り上げたオリジナルデザインの木型で作られる。古きよきものと現代のものをつなぎ合わせた新しい伝統が、100年先の未来に向かって走り出している。

和三盆糖

口どけがよく、まろやかなコクと独特の風味がある和三盆糖。徳島県と香川県で、伝統的な製法で作られている (Photo: Uchu Wagashi) 

木型

デザイナーでもあるオーナーがデザインし、職人が彫った、世界にひとつの木型 (Photo: Uchu Wagashi)

Uchu Wagashiの人気のある新商品

金平糖の空を、落雁の鳥が舞っている
bird / 1.300yen(FUKIYOSE寺町(Teramachi)店の春限定商品)。

Uchu Wagashi

 (Photo: Uchu Wagashi)


drawing / 650yen

扇型のピースを組み合わせたら、どんな形にだってなれる。“自分でデザインする”和菓子。 

Uchu Wagashi

(Photo: Uchu Wagashi)

Uchu Wagashi

(Photo: Uchu Wagashi)


animal / 650yen

食べるのがもったいない、キュートな動物たち。ココアとバニラのフレーバーが新鮮。. 

Uchu Wagashi

(Photo: Uchu Wagashi)

SENDA MAYU/ kilala.vn

Uchu Wagashi

2010年オープン。「人をわくわくさせたり、幸せにするお菓子作り」をモットーに、食べても見ても楽しいお菓子を生み出している。贈り物にしたくなる、パッケージのかわいさも人気の理由。

[西陣店] 

786, Fujinokicho, Kamigyo-ku, Kyoto-shi, Kyoto

[FUKIYOSE 寺町店] 

307, Shintomicho, Kamigyo-ku, Kyoto-shi, Kyoto

uchu-wagashi.jp/index.html

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