日本留学の流れを知ろう!
☑ Step 1: 情報収集・プランニング
まずは自分の目標をはっきりさせ、自分の能力とも相談しながらプランをたてましょう。まずはしっかりと、正確な最新の情報を集め、色々な選択肢を知ることが大切です。
留学に必要な情報が掲載されているウェブサイト
Gateway to Study in Japan
g-studyinjapan.jasso.go.jp/vn/
Japan Student Service Organization (JASSO)
jasso.go.jp/study_j/index_viet.html
Study in Japan Comprehensive Guide
studyjapan.go.jp/vi/index.html
***悪質な斡旋業者に注意***
近年、一部の留学斡旋業者のウェブサイトに、誤った情報が掲載されています。このようなことを言う斡旋業者には、くれぐれも注意しましょう。
★「勉強しながら、アルバイトで一カ月30万円稼げる」→稼げません!日本の大学生の平均月収は約50.000円です。
★「アルバイトで、1時間3000円の時給がもらえる」→もらえません!日本の大学生の平均時給は約950円です。
★「留学中は、アルバイトの収入で学費と生活費をカバーでき、国に仕送りもできる」→できません!留学生の就労時間は1週28時間以内(長期休業中は1日8時間以内)と定められています。そのような大金を稼ぐことは不可能です。
☑ Step 2: 学校選び
留学生が入学可能な日本の高等教育機関は、
①大学、②短期大学、③専門学校、④高等専門学校、⑤大学院の5種類があります。これら高等教育機関をめざすため、はじめに日本語教育機関や、私立の大学・短期大学に設置されている留学生別科に通う方法もあります。また、ベトナムの大学と協定を結んでいる日本の大学も多く、数カ月〜1年の交換留学プログラムを行っている大学もあります。近年、英語の授業のみで卒業できるプログラムを設ける学校も増えてきています。自分に合った留学のスタイルを見つけましょう。
入学資格について
Japanese Colleges and Universities Search
g-studyinjapan.jasso.go.jp/univ_search/
☑ Step 3: 試験・出願・入学手続き
【試験】
各大学の入学試験の前に、統一試験の受験が必要な場合があります。どの試験が必要かは各学校によって異なるので、志望校の募集要項を確認しましょう。
統一試験の一例
■日本留学試験(EJU)
日本の大学での勉強に対応できる日本語能力を測定する試験。日本の国立大学の98%、公立・私立大学の約半数が、EJUの成績を入試に利用しています。ハノイ及びホーチミンで受験可能。成績優秀者の中から希望者は、文部科学省の奨学金を受けることができます。
■日本語能力試験(JLPT)
文字、語彙、文法など、一般的な日本語能力を測定する試験。N1に合格していても、EJUの受験が必要となる場合もあります。ハノイ、ホーチミン、ダナンで受験可能。
■TOEFL®、IELTS、TOEIC®
志望する学校や学部によっては、必要となる場合があります。
【出願】
出願時期は学校によって異なります。各校の募集要項を確認しましょう。【入学試験】
多くの大学では、学校独自の試験があります。面接や小論文を行う場合もあります。一方で、約130校の大学などは、EJUの結果のみで合否判定を行っています。その場合、試験のために日本に行く必要がありません。
EJU利用渡日前入学許可校リスト: jasso.go.jp/eju/tonichimae_list_e.html
【入学手続き】
学校から入学許可書を受け取り、入学金の送金手続き、書類の提出などを行います。
☑Step 4: 留学準備
日本で生活するための、さまざまな準備が必要です。
■ 航空券の申し込み
■ 住居探し
■ ビザ、保険の手続き
■ ネット環境の確認→
☑Step 5: 入学〜卒業
・ 日本の学校は4月入学が一般的ですが、秋入学を取り入れている学校もあります。
・ 日本の長期休暇は、通常夏(7月下旬〜9月上旬)、冬(12月下旬〜1月上旬)、春(2〜3月)の年3回です。
☑Step 6: 就職活動
日本の学校を卒業後、ベトナムに帰国して就職するか、日本に残って就職するかは大きな道の分かれ目となります。自分のキャリアプランと照らし合わせながら、自分にとって一番よい道を選びましょう!近年ベトナムに進出する日系企業は増加しており、日本でもベトナムでも、留学経験者の雇用の需要は増えています。
外国人留学生のための就活ガイド2016:
jasso.go.jp/job/documents/guid_2016_all_e.pdf
日本は就労ビザがとりやすい!
日本での就職を選んだ場合、これまでの「留学」の在留資格から、「技術」「人文知識・国際業務」など就労可能な在留資格に変更する必要があります。留学ビザから就労ビザへの変更申請に対する許可率は92%。日本では、留学生が就労ビザをとりやすいのが魅力です。
SENDA MAYU/ kilala.vn