西日本鉄道と阪急阪神不動産が手掛ける住宅開発
Business
ナムロンダイフォックプロジェクトで高級戸建て住宅を開発・西日本鉄道
ドンナイ省ヌンチャックにおいて、西日本鉄道株式会社はベトナムの大手住宅デベロッパー・ナムロンインベストメントコーポレーション(Nam Long Investment Corporation)と都市開発プロジェクト「ナムロンダイフォック(Nam Long Dai Phuoc)プロジェクト」を共同開発し、富裕層向け高級戸建住宅を建設する予定だ。同社とナムロン社との協力関係は今回で8回目となる。このプロジェクトはホーチミン市東部に隣接するドンナイ省の「サイゴン東部の真珠」と呼ばれるダイフォック島内の高級住宅街やゴルフ場に隣接する場所で展開される。川に囲まれた魅力的な景観とプール、クラブハウス、マリーナ、学校、幼稚園、医療施設などを計画している。
ドンナイ省は、堅調な経済成長と人口増加が続いている地域であることに加え、近年高速道路や空港の整備に合わせて住宅開発が急速に進んでいる。ホーチミン市の不動産価格の高騰および土地供給不足の影響により、今後高い住宅需要が見込まれる。
西日本鉄道の林田浩一代表は、「ホーチミン市東部に隣接するドンナイ省は、人口約300万人で経済発展のスピードが非常に速く、経験豊富な日本企業の投資先としても注目されていました。最近では、交通や社会インフラの整備に加え、住宅開発も急速に進んでおり、ドンナイ省の不動産業界の今後の発展、特にナムロンダイフオックプロジェクトには大きな自信を持っています」と語った。
ナムロングループCEOであるチャン・スアン・ゴック氏(Tran Xuan Ngoc)は次のように述べている。「1カ月前、同社は西日本鉄道とともに10億VND(約480万円)以下の手頃な住宅に投資することを発表しました。そして今回、高級都市プロジェクトで協力しあえることは、西日本鉄道が同社に信頼を寄せていることを示しています。ナムロンダイフオックが近い将来、市の東部で最も住みやすい都市部の一つになることを期待しています」。
イズミシティプロジェクトで販売開始・阪急阪神不動産
阪急阪神不動産株式会社は、ベトナムの大手住宅デベロッパーであるナムロンインベストメントコーポレーション(Nam Long Investment Corporation)と共同で進めてきたドンナイ省ビエンホア市の大規模都市開発「イズミシティ(Izumi City)プロジェクト」において9月より販売を開始した。本プロジェクトでは、約3,000戸のタウンハウスや戸建住宅を中心に約170ha(道路を含む)の大規模都市開発が行われる。計画地周辺には大型商業施設や総合病院、教育施設等があり、また敷地内にも同様の施設等の開発が予定されており生活利便性の高い魅力的な街となる。
ホーチミン市の東側に隣接しており、高速道路や国道などの交通網が整備されているため、車やバイクでホーチミン市の中心部に約1時間でアクセスすることができまる。また、同省には多くの工業団地が集積し、今後、新国際空港等も計画されており、住宅需要が更に期待できるエリアとなっている。
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。