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人気上昇中の日本の乾麺

Cuisine    • 2018年01月01日

ホーチミン市1区の日本製品専門モールで、お客さんに日本の即席めんを紹介するホクセイシャベトナムの社長(右) ⓒ VnExpress

ホーチミン市1区の日本製品専門モールで、お客さんに日本の乾麺を紹介するホクセイシャベトナムの社長(右) ⓒ VnExpress

ベトナムでは日本の乾麺の人気が高まっており、その売上は2桁の伸びを見せている。

日本の乾麺を数多く輸入しているファンタイン・アクルヒ(Phan Thanh Akuruhi Company)の担当者によると、ここ2年間でベトナムでの需要が2桁増になった。
2021年に5トン以上の麺を輸入し、2020年から20%増加、2022年1月上旬の需要は前年同期比15%増でしたと話す。

日本食を食べるベトナム人や、駐在する日本人が増えているため、今後も売上が大きく伸びると見込んでいる。現在、同国には2万2千人以上の日本人が住んでいる。

日本ラーメン協会(Japan Noodles Association)とホクセイシャベトナム(Hokuseisha Vietnam Trading Company)は、2年近くベトナム市場を調査した結果、日本の即席麺に対する需要は日本国内と同様に高いとしている。

ホクセイシャベトナムは日本企業10社と手を組み、2月上旬までホーチミン市1区で開催中の日本乾麺フェアで27の特産品を展示する。

同社の社長はベトナムでの日本製麺の販売量は、タイと同程度になると予想している 。
また、同協会の会員が輸出する乾麺は2020年に1330トン、2025年には2000トンに達する見込みである。

日本の麺の価格は、ベトナムの他の多くの種類よりも高いが、現在の輸入税率が0%であることが競争上優位につながることを期待される。

世界即席めん協会(World Instant Noodles Association)によると、2020年の即席めん消費量は29.47%増加し、ベトナムは世界第3位となった。
1人当たりで見るとベトナムは年間72食以上で、韓国に次いで世界第2位、タイ、日本、インドネシア、フィリピンの1.5倍、中国の2倍、米国の3倍となっている。
現在、ベトナムには国内外の約50の即席麺メーカーがある。

〈VnExpress〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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