今年もホンダと人気ベトナム人ラッパーのコラボMVが大ヒット

ホンダベトナムと人気ラッパーのデン・バウは2年連続でテト用ミュージックをコラボ制作。公開１か月を過ぎたMV「Mang tiền về cho mẹ（お母さんにお金を持って帰ろう）」がYouTubeで6000万PVに達した。彼自身の経験と誠実な気持ちで表現した歌詞はリアルであり、リスナーの心に刺さる。 多くのファンが故郷を離れ都会で必死で暮らしている、母や家族に会いたいと思っている人々の共感を呼んだこの曲を賞賛した。

デン・バウはMVで故郷に向かうシーンでホンダベトナムの「WinnerX」に乗る。実は彼は2020年4月からこの車種のブランドアンバサダーを務めている。SNSで話題となったのは、「お金をお母さんに返して」と「悩みをお母さんに戻さないで」という曲の中で繰り返されたダイレクトメッセージ。 「Tiền（お金）」は物質的なお金ではなく、幸福と成功を意味する。 多くの人は親が誇りに思っているのは、持ち帰る金額ではなく、成長して他人を救うための心とスキルを身に付けたと感じる行為であると理解し支持している。

どうやらホンダベトナムは、マーケティング成功のレシピを見つけたようだ。テトや春などの際に故郷を離れて働く「ふるさと帰り」は全国民にメッセージを発信する。昨年のテトでは、マーケティングキャンペーン「Đi về nhà（うちへ帰る）」は、デン・バウとジャス・タ・ティーによるラッパーコラボのMV始まり、これも大きな反響を呼んだ。歌詞は、あなたが人生で成功したか失敗したかに関係なく、いつでも戻れる家を持っていることを意味し多くの人が共感した。

2020年には、COVID-19の影響でホンダベトナムの売上は16.7％減少したが、日本のメーカーは依然として214万台以上のバイクを販売した。 ホンダベトナムの主なモデルは、Wave Alpha（約40万台）とVision（約50万台）。 同2020年の自動車部門の販売台数は24,400台を超えたが市場占有率はわずかとなった。 2020年ホンダ、ヤマハ、スズキ、ピアジオを含むベトナムの5大オートバイメーカーは合計271万台を販売した（2019年比16.66％減）。ホンダベトナムはベトナムナンバーワンの二輪メーカーとして約80％の市場シェアを誇る地位を確立維持している。今後もホンダユーザーに限らず多くのベトナム人が王者ホンダベトナムが今後もまたベトナムで話題となる新たなチャレンジをするであろうことを期待し待ち望んでいるでしょう。