2018年10月20日から11月4日まで、長崎県で「2018年クアンナム省政府職員協力交流事業」という研修プログラムに参加する機会を得ました。この事業は、長崎県が企画し、クアンナム省と長崎県の友好協力関係をさらに強化することを目的としています。クアンナム省と長崎県は2017年6月に友好交流に関する同意書を締結しました。
私は7時間以上の飛行機での移動と2時間の列車での移動を経て、長崎県に到着しました。最初の印象は、非常に新鮮な空気、穏やかで礼儀正しいというものでした。長崎の人々は親切で、緊張している私を幸せな気持ちにしてくれました。
私の長崎での研修は、長崎県職員の方々に全てをサポートしていただきました。長崎県庁での研修のほか、観光地の視察や長崎の食べ物など、様々な経験をしました。皆様も是非長崎県を訪問して、美しい景色と美味しい長崎の食を楽しんでください。
美味しい長崎の食を楽しんでみました。
「ただ口先ばかりでは何の役にも立たない。」と言いますので、まず始めに、長崎のチャンプポンを味わうべきです。昔から長崎で有名な食事で、値段も高くありません。
また、長崎の和牛を楽しんでみたいと思ったら、財布をいっぱいにして食べに行ってください。長崎和牛は長崎の贅沢な食べ物です。とても美味しく、食べると口いっぱいにその美味しさがひろがります。
また、うどん、からすみ、角煮まん、茶碗蒸し、刺身、カステラなど、たくさんの美味しい食べ物が待っています。たくさんあり過ぎて、全てを満喫するには長崎に長く滞在する必要があります。私はいつも熱燗と一緒にいただきました。お酒も美味しいので、飲み過ぎないように注意が必要です。
初めて食べてみた五島うどん。
さて、もう一度、長崎の美しい景色を振り返りましょう。徒歩だけでなく、公共交通機関も簡単に利用することができます。長崎では路面電車とバスが便利です。
平和公園が私の最初の訪問場所でした。 1945年8月9日に長崎に2つ目の原爆が落とされ、無数の無実の人々の命が奪われた場所です。戦争に関する写真や記録は、戦争の悲惨さを示し、恒久的な平和を願い、原爆資料館で展示されています。
次に、グラバー園を訪れ、かつて長崎に住んでいた西洋の商人たちについて学びました。ここの風景は、ベトナムのダラットのようで、花が咲き誇り、美しいものでした。
他にも、長崎の夜景、大浦天主堂、出島、五島、雲仙温泉など、見逃せない場所ばかりでした。
出島での記念写真。
私の県庁での研修についても少し話をします。まず、長崎県の平田副知事を表敬訪問し、ご挨拶をさせていただきました。その後、長崎県国際課と、クアンナム省と長崎県との友好協力関係を促進するために意見交換をしたり、今後の交流の可能性を探るため、長崎県の仕組みや国際戦略について学んだり、国際課以外の課からも様々な取組みについて説明していただき、今後の友好交流にとって重要な多くのことを学びました。
長崎県の平田副知事を表敬訪問し、ご挨拶をさせていただきました。
第20回ながさき国際協力・交流フェスティバルでクァンナム省を紹介。
最後に、長崎県は私にとって特別な都市であり、改めて、皆様に長崎県への訪問をお薦めします。美しい風景、美味しい食べ物が多く、平和都市である長崎、人々はとても穏やかで、全ての訪問者に深い感動を与えてくれます。
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